そろそろお墓を建てたいと思っているけど、継ぐ人の事が心配で…とおっしゃる方がいます。よくよくお話を聞いてみると、娘さんが2人いるのですが2人ともすでに嫁いでおり、将来誰もお墓を継ぐ人がいないというのです。

確かに嫁がれて姓も変わってるかもしれませんが、お墓を継ぐことは出来ます。よく長男だけがお墓を継ぐように思われがちですが、そんなことはありません。墓地の規約等によって違いはありますが、6親等まで継ぐことが可能となっている霊園があります。

長女がお墓を継いでくれたとしてもその先が…

娘さんには長男がいますが、将来その長男がお墓を継いでいくとは限りません。この答えを今求められれば、誰にもわからない事です。わからない事(将来)を心配してお墓を建てない選択をしてしまう方がいらっしゃいます。これは非常に残念なことだと思っています。

これまでのお墓の概念は永年に渡って代々継承していく事を前提に建てられてきたと思います。しかし人口の減少と共に将来のお墓の承継に心配がでてくる現在では、永年ではなく一定期間お墓を持つという考え方があってもいいのではないかと思います。

期限付きのお墓があるの?

現代では、ある一定期間お墓として墓地を使用し、その期間が過ぎた時に永代供養施設等に移すという墓地があります。中には契約時に墓地の返還時にかかる費用と期間中の管理料を先払いできる霊園があります。
つまりお墓を建てた後の費用の心配がなく、お墓を持つ事が出来るというわけです。

例えば、60歳の方が自分の代でお墓を返すことになっても平均年齢から考えても20年位はお墓参りが出来るのです。30代の息子さんがいたら約50年お墓を持ち続ける事が出来ます。

お墓はほしいけど将来が心配でという方へ

どの家族にも代々家やお墓を守り続けていける絶対的な保証はありません。誰もわからない将来について心配するよりも、お墓を持ちたいと思うならば今建てられるお墓を建ててはいかがでしょうか。そしてきちんとお墓参りをしていく。その事でご先祖様に守られて家族が安心して暮らしていけるのではないでしょうか。

お墓の形は様々です。はぎの石材店では、お墓のなんでも相談を行っています。お墓の将来を一緒に考えていきましょう。フリーダイヤル0120-012-965、メール相談までお気軽にご相談下さい。